2011年06月10日

バラが来た

昨日バラの苗が届き、早速花壇に植え付けた。今回の苗はどれもピンク系の品種で、それぞれ芳純、イントゥリーグ、アナスタシアという。芳純が最も濃いピンク色で、この順に少しずつ淡い色になっていくのだが、アナスタシアというのは数あるバラの品種の中でもちょっと珍しい部類に入る。わかった風なことを書いているが、実はイントゥリーグはどうしても名前を思い出せず、たった今必死で検索してきたところである(相方からツッコミが入ったので追記。最も濃いのはイントゥリーグだが、そもそもすべて色の系統が微妙に違うので、一概に濃淡は論じられない由。ややこしいものである)。

園芸や農業の方面にはコンパニオンプランツという概念があるそうだ。一緒に植えると作物に良い効能があるとされる植物のことで、病害虫を防いだり、香りや実りを良くしたりしてくれるという。一説によると、ガーリックなどはそれこそ万能に近い効能を備えている。

ちょっと調べてみたらラベンダーもバラのコンパニオンプランツとされているようなので、一号花壇に植えていたのをバラのそばに移植した。ラベンダーというと安眠効果という印象が強いが、その香りには防虫効果もあるらしい。また花の色合いもピンクと紫で相性が良いようだ。空いた一号花壇にはまたラベンダーを植え、小道を挟んでちょうど向かい合わせになるように配置するというのが相方の計画である。

表の花壇は今が花盛りで、青や紫や白の花が競うように咲いている。殊にサルビアの青が美しい。その頭上にあるカシの生垣の根元には、これまた青い花を付ける木立性のローズマリーが植わる予定になっている。

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2011年06月07日

シンドローム

WWDCが開催中である。冒頭のキーノートで、大方の予想通り新しいOSやサービスが発表された。最近のアップルはすっかりiPhone屋に成り果てていたので、Macに関するニュースが出てくるのは随分久しぶりな気がする。

発表を見ていて、アップルは本当にスティーブ・ジョブズの会社なんだなと思った。ぼくはスティーブ・ジョブズと面識がある訳ではないが、彼と面識のある人々のインタビューでは、必ずと言って良いほど「現実歪曲フィールド」の話題が出る。何やらSFっぽいこの言葉は何かというと、つまりこういうことである。

ある人が、ジョブズに何かを提案する。ジョブズはそれを「くだらない」と一笑に付し、却下するが、何日かすると「素晴らしいアイディアを思い付いたんだ!」と言ってやってきて、この前却下したばかりの提案をさも自分が考え出したかのように蕩々と語る。すると、それが本当にジョブズの考え出した素晴らしいアイディアだと、いつの間にか周囲に認識されてしまう。これを「現実歪曲フィールド」という。のだそうだ。

この話にはいくらかの誇張もあるだろうが、複数の人が証言しているくらいだから、当たらずとも遠からずといったところなのだろう。スティーブ・ジョブズが復帰してからアップルの業績は奇跡的なまでに回復したが、年を追うごとにジョブズ色も濃くなっているように感じるのはぼくだけだろうか。

ところでMacといえば、これまた久しぶりにマルウェアが話題となった。その名も「MAC Defender」という(参考:japan.internet.com)。既にアップルからも対応アップデートが出ているとはいえ、最近になってまた亜種も出てきたから、引き続き警戒が必要となるだろう。アップデートを当てていたりセキュリティソフトを入れたりしていても、タイミングによっては新種への対応が間に合わず感染してしまうこともある。Safariで「ダウンロード後に安全なファイルを開」かないようにすれば比較的安心度は高まるから、最低限その設定はしておいた方が良い。

今回発表されたいずれのサービスも、すべてのデバイスがネットワークに繋がっていることを前提としている。iOS機器は爆発的に普及し、Macですらインストールベースが増加しているというから、今後はアップル製品を狙った攻撃も徐々に増えてくることが予想される。アップル様におかれては派手な機能の開発ばかりでなく、こうした足下への対応もきっちりやってほしいものである。

posted by 白林檎 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バラの土

そのまま使える園芸用土というのがあるが、これは安くて手軽な反面、品質はそれほど良いとは言えないものであるらしい。商品にもよるのだろうが、少なくとも我が家の近所で販売されているものは、成分のほとんどが未完塾っぽい腐葉土で、花壇に使用するよりむしろカブトムシを飼うのに向いていそうである。

当初、うちではこのお手軽品を使っていた。ところが、これに植えたナントカいう花の苗がひとつ、コガネムシか何かの幼虫に根を食われて枯れてしまった。この事態に相方は大いに憤慨し、例によって数日間悩み抜いた挙句、出来合の配合土は以後用いてはならぬという大方針を打ち立てた。もっとも、そもそもの問題として、バラには出来合の土の中でも比較的高級なものが必要となる。それなら自分で配合した方が安く、しかも品質の良いものを用意できるからというのも理由であるようだった。

ぼくはどちらかというと園芸には無縁な人間で、何かを植えて育てるなどという事業は小学校卒業以来とんとやったことがない。従って花なんてものはテキトーな土に種や苗を埋めてしまえば、あとは水さえやれば勝手に育つものだと思っているが、なかなかそうもいかないらしい。特にバラはさすが園芸的改良を連綿と重ねられてきただけあり、花を咲かせてやるのに結構な手間がかかるのみならず、植え付ける土の嗜好にもごくうるさい。それでバラ専用の土などというものが、普通の土の3倍程度の価格で売られている訳である。

さて、今回作った土の材料は、赤玉土と完熟腐葉土、パーライト、ゼオライト、馬堆肥にそば殻堆肥、そば殻燻炭、それからニームケーキという妙な粉末。ほとんどはホームセンターかネット通販ですぐに見付かるが、そば殻関係はちょっとマニアックらしく、買うのに少し苦労していた。これらをちょうどいい具合に配合して混ぜ合わせるとバラの培養土が出来上がるのだが、くたびれる代わりに、かかる費用が出来合の専用土の半分以下で済む。

土を入れる前に、花壇の中を少し掘り下げる。何でもバラを植えるには地表から50cmくらいの深さの穴が必要なのだそうで、花壇に土を入れただけではその深さまで達しない。そこであらかじめ少し掘っておかねばならない由だが、まったくもって手間のかかる花である。仕方がないからしばらく掘っていたが、随分と石が出てくる。それはもう困惑するほどゴロゴロ出てくる。また、どこかから何かの根が伸びてきており、これも掘りにくい要因となっている。それでも何とか15cmほど掘り下げ、次は出た土を篩にかけて戻してやるのだが、ここでもまた小石がいくらでも出てくる。実に石の多い土地である。

掘り下げる工程でちょっと苦労したが、その後は早かった。分量を見ながら材料を花壇に放り込み、鍬で混ぜるだけだからだ。ただ、見積もっていたよりも多く土が必要そうだということになり、途中で追加の材料をホームセンターに買いに走ったりなどしていたので、ちょっと時間がかかってしまった。この辺はどうもまだまだ手際が悪い。ともあれ自家製培養土は、とりあえず見た目と触感に関しては、なかなか惚れ惚れする出来映えとなった。性能まで満点かどうかはすぐにはわからないが、その辺りも含めて土いじりの楽しみということになるのだろう。

ところで肝心のバラの苗だが、一昨日くらいに注文を出し、これは届けられるのに少し時間がかかるそうだ。土に混ぜたニームケーキを熟成させるのに一週間くらい寝かせておかなければならないらしいので、まあ調度いいだろうと相方が言っていた。このニームケーキというのがまた曰くのあるシロモノなのだが、それはまた日を改めて。

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2011年06月03日

アシナガバチなんて怖くない

4日ほど前に、二つ目の花壇を作った。近畿地方もいつの間にか入梅していたが、ここ数日は、小雨がちょっと降ったくらいで、割とおだやかな天気が続いている。湿度はそこそこあるものの、そろそろモルタルも乾いた頃だろう。

ここに何かひとつバラを植えようというので、相方が昼といわず夜といわず品種の見本ページとにらめっこしている。大分候補も定まってきたようだが、聞いたところによればバラというのは数百だか数千だかの品種があるそうで、なかなかこれと決まらないようである。府中の実家では父がバラに執心しており、またうちの近所にある獣医の軒先には、いくつもいくつもバラの鉢植えが置いてある。バラというのは何か人の心を魅了する力に長けているらしい。その代わり純血種の猫の如く体調管理には気を遣うようで、この二号花壇に入れる土のことでも相方は頭を悩ませていた。

ところで、この家には前だか前の前だかの住人が残していった木製の柵やら何やらが庭の至る所に残っており、風雨にさらされて朽ちるままになっている。ちょっとずつ取り除いてはいるが、なかなか終わらない。特に花壇を作った辺りには扉状にラティスが置いてあり、ここにアシナガバチが巣材を求めて飛んでくる。

アシナガバチはスズメバチの仲間で、刺されると死ぬこともある。だがスズメバチほど攻撃性は高くなく、近付くと威嚇はしてくるものの刺してくることは滅多にないという(もちろん巣を攻撃したりすればハナシは別である)。その一方で仔虫を育てるためにアオムシやケムシを狩るので、どちらかといえば益虫に分類されている。

従って飛んできても無闇に恐れることはなく、また先走って殺虫剤をぶっ放す必要もない。ぼくはハチ全般が苦手で、ハチどころかアブが飛んできても逃げ惑うくらいだが、上のような理由でアシナガバチについては積極的に保護していこうと心に誓った次第である。

とはいうものの音を立てて目の前に飛んでこられるとやはり怖いので、なるべく遠くから見守ることにしたいと思う。

posted by 白林檎 at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 白林檎的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする