2011年11月20日

HTML5

Flashの代替だのスマートフォン向けコンテンツ制作だの、そういう面ばかりが強調されるHTML5。そういう話ばかり耳にしていると何だかHTML3の時代に逆戻りするような気がして食わず嫌い的に敬遠していた白林檎だが、実際に触ってみたらまったくそんなことがなく、むしろHTML4よりも構造化文書を作りやすいので驚いてしまった。変な勘違いをして本当に申し訳ない。

アプリケーションがどうこうというのは無論JavaScriptやサーバサイドスクリプトと組み合わせた場合の話で、当たり前だがその点はHTML4の頃から何も変わっていない。それなのにこれだけ取り沙汰されているのは、HTML5から仕様に加わったcanvasが非常に柔軟だからだ。テストページを組んだついでにJavaScriptでcanvasと戯れてみたが、図形描画からピクセル画像の操作までかなりのことができるので、確かにちょっとしたアニメーションくらいならすぐにでもFlashの代わりが務まりそうである。

ただ、ブラウザだけで動くものというのは、いつの時代も互換性の問題が付き物だ。プラグイン動作でそれに考慮しなくて良いFlashはそれだけでやはり作り手にはありがたいし、それがOSベンダーの都合で徐々に潰されていくのはちょっと釈然としないものがある。HTML5そのものは素晴らしいものではあるが、選択肢がそれだけになってしまうのでは、Webに関わる者のハシクレとして、どうしても手放しでは喜べない。

まあ、そういったモヤモヤ感が残るにしても、HTML5は面白い。上記とは矛盾するようだが、ブラウザだけで動くものをエディタでちまちま作っていくこの感じは、それこそ90年代の、ブラウザもFlashも未成熟であった頃が思い出されて懐かしい。冒頭に書いたようにsectionやnavなど合理的な要素も増えているし、これが標準化される日が待ち遠しいというのも正直な気持ちである。我ながら複雑だ。

posted by 白林檎 at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ITもしくはイット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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