2019年07月09日

タピオカの大きい粒と小さい粒

先月から義弟夫婦が新宮で飲食店を始めた。タピオカドリンクとランチを出す店だそうである。一度覗いてみたいのだが、何分神戸からは少々遠いので、まだ行けずにいる。風の便りを聞く限りでは繁盛しているようで、誠に結構なことだ。飲食店は大変なことも多いと思うが、当たるとデカいというのはよく言われるところなので、頑張ってほしいものである。

現在のタピオカブームは世間では第三次と位置付けられていて、十年ほど前に第二次ブームがあったようだ。言われてみればその頃にもあのミルクティを街中で見かけたような気がしないでもない。第一次ブームは1992年頃だそうで、これは流石によく覚えていない。スヌーピーで有名なシュルツのコミック作品『ピーナッツ』にはタピオカ・プディングという名の女の子が登場するが、アメリカの方では大分前に流行ったりしたのだろうか。まあ、こちらは由来が全然違うのかもしれないが。

二十年ほど前に某中華料理店でバイトしていた頃、その店にはタピオカを使ったデザートがあった。最近流行りのは玉といった感じだが、当時のそれは粒といった風情で、半径で言えば十分の一程度だったろうか。それをアイスクリーム用の小さな器に適当に盛ってココナッツミルクをかけ、スプーンで食べるのである。大学のあと渋谷まで戻り、夕食どきのシフトで店に入ると、休憩時には賄い食が出た。一流シェフの作る賄い食は何とも絶品だったものだが、流石にデザートまでは出されなかったから、結局このココナッツタピオカをぼくは食べず仕舞いだった。今もその店にこのメニューがあるかどうかは知らない。小さい粒のタピオカは食材として現在も流通しているようだから、機会があったら自分で作ってみようか。

大きい粒を使ったタピオカドリンクは台湾が発祥の地だそうで、今も一種の名物のようになっている。バイトのときのこともあってか案外ぼくはこれが好きで、たまにその辺の店に寄ってみて、行列ができていなければ買って飲んだりする。先般台北を訪れた際も、せっかくだから本場のを楽しんでみようとスタンドに立ち寄ると、流石は茶葉の名産地、いろいろなお茶にタピオカをぶち込んでいた。コールドの烏龍茶でオーダーすると、果たして甘くない普通の烏龍茶にタピオカの入ったものが出てきた。こう書くといかにもイマイチだったように人は思うかもしれないが、これがなかなかいけるのである。香りの良いお茶にほんのりと甘いタピオカがうまくマッチして、さっぱりとした飲み口が楽しめる。タピオカミルクティももちろん美味いが、タピオカ烏龍茶を出す店が日本でも増えたら良いなと思う。

posted by 白林檎 at 18:13| Comment(0) | 白林檎的日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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