2011年07月16日

エアコンを消すくらいならテレビを消すべき

うちは基本的にほとんどテレビを点けない。なぜならアンテナ線を繋げていないし、ひかりTVの類にも入っていないからだ。それならどうしてテレビなんぞがあるのかというと、ゲームをしたり、DVDやBDに収録された映像コンテンツを鑑賞するためである。つまり、遊ぶゲームや見たい映画ないしアニメがなければ、テレビが稼働することはないのである。

ときどきRPGを買ってきて遊んだりすると、その月の電気代が途端に高くなるので面白い。自宅仕事な上にその仕事というのがパソコンをフルに使うものだから、もともと二人暮らしの割には電気代は高めではあるのだが、それでもテレビが多めに稼働している月は明確に電気代が上がる。条件を揃えて比較した訳ではないが、大体二、三千円は違う。まあこれにはPS3の電気代も入っているから、純粋にテレビだけを考えればもう少し安いのかもしれないが。

今年の4月に野村総研が出したニュースリリースによると、テレビを控えることによる節電効果は、エアコンを止めたり照明をこまめに消したりなどといったものを抑えて、ダントツであったそうだ。まあそれもそのはずで、近頃の大型テレビは、たとえ液晶であろうと結構な電力を食うのである。従って、エアコンを我慢してくだらぬ番組をダラダラと見るよりは、快適な室温に設定した部屋で静かに本でも読む方がいろいろとマシであるということになる。

原発がどうとかこうとかで、この夏は関東のみならず関西も電力供給が厳しくなりそうだ。万が一停電が起きれば、暑い夏がさらに暑くとかいう程度のハナシではなくなる。家庭で最も困るのは冷蔵・冷凍関係だろうが、家庭だけでなく病院や企業への電力供給も止まるから、大袈裟でも何でもなく人命に関わる。さらには、停電から復旧するときの条件によっては異常電圧が発生し、コンセントに繋がっている電気機器が故障する恐れがあるという話もある。

日本中でテレビの稼働時間をせめて半分にするだけで一体どれほどの節電効果になるだろうかと、想像せずにはいられない。とはいえ、先述のような事情をテレビで流せないのは仕方がないところなので、せめて口コミでだけでも、テレビを控える風潮が広まってくれればと思う次第である。

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2011年06月10日

バラが来た

昨日バラの苗が届き、早速花壇に植え付けた。今回の苗はどれもピンク系の品種で、それぞれ芳純、イントゥリーグ、アナスタシアという。芳純が最も濃いピンク色で、この順に少しずつ淡い色になっていくのだが、アナスタシアというのは数あるバラの品種の中でもちょっと珍しい部類に入る。わかった風なことを書いているが、実はイントゥリーグはどうしても名前を思い出せず、たった今必死で検索してきたところである(相方からツッコミが入ったので追記。最も濃いのはイントゥリーグだが、そもそもすべて色の系統が微妙に違うので、一概に濃淡は論じられない由。ややこしいものである)。

園芸や農業の方面にはコンパニオンプランツという概念があるそうだ。一緒に植えると作物に良い効能があるとされる植物のことで、病害虫を防いだり、香りや実りを良くしたりしてくれるという。一説によると、ガーリックなどはそれこそ万能に近い効能を備えている。

ちょっと調べてみたらラベンダーもバラのコンパニオンプランツとされているようなので、一号花壇に植えていたのをバラのそばに移植した。ラベンダーというと安眠効果という印象が強いが、その香りには防虫効果もあるらしい。また花の色合いもピンクと紫で相性が良いようだ。空いた一号花壇にはまたラベンダーを植え、小道を挟んでちょうど向かい合わせになるように配置するというのが相方の計画である。

表の花壇は今が花盛りで、青や紫や白の花が競うように咲いている。殊にサルビアの青が美しい。その頭上にあるカシの生垣の根元には、これまた青い花を付ける木立性のローズマリーが植わる予定になっている。

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2011年06月07日

シンドローム

WWDCが開催中である。冒頭のキーノートで、大方の予想通り新しいOSやサービスが発表された。最近のアップルはすっかりiPhone屋に成り果てていたので、Macに関するニュースが出てくるのは随分久しぶりな気がする。

発表を見ていて、アップルは本当にスティーブ・ジョブズの会社なんだなと思った。ぼくはスティーブ・ジョブズと面識がある訳ではないが、彼と面識のある人々のインタビューでは、必ずと言って良いほど「現実歪曲フィールド」の話題が出る。何やらSFっぽいこの言葉は何かというと、つまりこういうことである。

ある人が、ジョブズに何かを提案する。ジョブズはそれを「くだらない」と一笑に付し、却下するが、何日かすると「素晴らしいアイディアを思い付いたんだ!」と言ってやってきて、この前却下したばかりの提案をさも自分が考え出したかのように蕩々と語る。すると、それが本当にジョブズの考え出した素晴らしいアイディアだと、いつの間にか周囲に認識されてしまう。これを「現実歪曲フィールド」という。のだそうだ。

この話にはいくらかの誇張もあるだろうが、複数の人が証言しているくらいだから、当たらずとも遠からずといったところなのだろう。スティーブ・ジョブズが復帰してからアップルの業績は奇跡的なまでに回復したが、年を追うごとにジョブズ色も濃くなっているように感じるのはぼくだけだろうか。

ところでMacといえば、これまた久しぶりにマルウェアが話題となった。その名も「MAC Defender」という(参考:japan.internet.com)。既にアップルからも対応アップデートが出ているとはいえ、最近になってまた亜種も出てきたから、引き続き警戒が必要となるだろう。アップデートを当てていたりセキュリティソフトを入れたりしていても、タイミングによっては新種への対応が間に合わず感染してしまうこともある。Safariで「ダウンロード後に安全なファイルを開」かないようにすれば比較的安心度は高まるから、最低限その設定はしておいた方が良い。

今回発表されたいずれのサービスも、すべてのデバイスがネットワークに繋がっていることを前提としている。iOS機器は爆発的に普及し、Macですらインストールベースが増加しているというから、今後はアップル製品を狙った攻撃も徐々に増えてくることが予想される。アップル様におかれては派手な機能の開発ばかりでなく、こうした足下への対応もきっちりやってほしいものである。

posted by 白林檎 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バラの土

そのまま使える園芸用土というのがあるが、これは安くて手軽な反面、品質はそれほど良いとは言えないものであるらしい。商品にもよるのだろうが、少なくとも我が家の近所で販売されているものは、成分のほとんどが未完塾っぽい腐葉土で、花壇に使用するよりむしろカブトムシを飼うのに向いていそうである。

当初、うちではこのお手軽品を使っていた。ところが、これに植えたナントカいう花の苗がひとつ、コガネムシか何かの幼虫に根を食われて枯れてしまった。この事態に相方は大いに憤慨し、例によって数日間悩み抜いた挙句、出来合の配合土は以後用いてはならぬという大方針を打ち立てた。もっとも、そもそもの問題として、バラには出来合の土の中でも比較的高級なものが必要となる。それなら自分で配合した方が安く、しかも品質の良いものを用意できるからというのも理由であるようだった。

ぼくはどちらかというと園芸には無縁な人間で、何かを植えて育てるなどという事業は小学校卒業以来とんとやったことがない。従って花なんてものはテキトーな土に種や苗を埋めてしまえば、あとは水さえやれば勝手に育つものだと思っているが、なかなかそうもいかないらしい。特にバラはさすが園芸的改良を連綿と重ねられてきただけあり、花を咲かせてやるのに結構な手間がかかるのみならず、植え付ける土の嗜好にもごくうるさい。それでバラ専用の土などというものが、普通の土の3倍程度の価格で売られている訳である。

さて、今回作った土の材料は、赤玉土と完熟腐葉土、パーライト、ゼオライト、馬堆肥にそば殻堆肥、そば殻燻炭、それからニームケーキという妙な粉末。ほとんどはホームセンターかネット通販ですぐに見付かるが、そば殻関係はちょっとマニアックらしく、買うのに少し苦労していた。これらをちょうどいい具合に配合して混ぜ合わせるとバラの培養土が出来上がるのだが、くたびれる代わりに、かかる費用が出来合の専用土の半分以下で済む。

土を入れる前に、花壇の中を少し掘り下げる。何でもバラを植えるには地表から50cmくらいの深さの穴が必要なのだそうで、花壇に土を入れただけではその深さまで達しない。そこであらかじめ少し掘っておかねばならない由だが、まったくもって手間のかかる花である。仕方がないからしばらく掘っていたが、随分と石が出てくる。それはもう困惑するほどゴロゴロ出てくる。また、どこかから何かの根が伸びてきており、これも掘りにくい要因となっている。それでも何とか15cmほど掘り下げ、次は出た土を篩にかけて戻してやるのだが、ここでもまた小石がいくらでも出てくる。実に石の多い土地である。

掘り下げる工程でちょっと苦労したが、その後は早かった。分量を見ながら材料を花壇に放り込み、鍬で混ぜるだけだからだ。ただ、見積もっていたよりも多く土が必要そうだということになり、途中で追加の材料をホームセンターに買いに走ったりなどしていたので、ちょっと時間がかかってしまった。この辺はどうもまだまだ手際が悪い。ともあれ自家製培養土は、とりあえず見た目と触感に関しては、なかなか惚れ惚れする出来映えとなった。性能まで満点かどうかはすぐにはわからないが、その辺りも含めて土いじりの楽しみということになるのだろう。

ところで肝心のバラの苗だが、一昨日くらいに注文を出し、これは届けられるのに少し時間がかかるそうだ。土に混ぜたニームケーキを熟成させるのに一週間くらい寝かせておかなければならないらしいので、まあ調度いいだろうと相方が言っていた。このニームケーキというのがまた曰くのあるシロモノなのだが、それはまた日を改めて。

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2011年06月03日

アシナガバチなんて怖くない

4日ほど前に、二つ目の花壇を作った。近畿地方もいつの間にか入梅していたが、ここ数日は、小雨がちょっと降ったくらいで、割とおだやかな天気が続いている。湿度はそこそこあるものの、そろそろモルタルも乾いた頃だろう。

ここに何かひとつバラを植えようというので、相方が昼といわず夜といわず品種の見本ページとにらめっこしている。大分候補も定まってきたようだが、聞いたところによればバラというのは数百だか数千だかの品種があるそうで、なかなかこれと決まらないようである。府中の実家では父がバラに執心しており、またうちの近所にある獣医の軒先には、いくつもいくつもバラの鉢植えが置いてある。バラというのは何か人の心を魅了する力に長けているらしい。その代わり純血種の猫の如く体調管理には気を遣うようで、この二号花壇に入れる土のことでも相方は頭を悩ませていた。

ところで、この家には前だか前の前だかの住人が残していった木製の柵やら何やらが庭の至る所に残っており、風雨にさらされて朽ちるままになっている。ちょっとずつ取り除いてはいるが、なかなか終わらない。特に花壇を作った辺りには扉状にラティスが置いてあり、ここにアシナガバチが巣材を求めて飛んでくる。

アシナガバチはスズメバチの仲間で、刺されると死ぬこともある。だがスズメバチほど攻撃性は高くなく、近付くと威嚇はしてくるものの刺してくることは滅多にないという(もちろん巣を攻撃したりすればハナシは別である)。その一方で仔虫を育てるためにアオムシやケムシを狩るので、どちらかといえば益虫に分類されている。

従って飛んできても無闇に恐れることはなく、また先走って殺虫剤をぶっ放す必要もない。ぼくはハチ全般が苦手で、ハチどころかアブが飛んできても逃げ惑うくらいだが、上のような理由でアシナガバチについては積極的に保護していこうと心に誓った次第である。

とはいうものの音を立てて目の前に飛んでこられるとやはり怖いので、なるべく遠くから見守ることにしたいと思う。

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2011年05月26日

花壇を作る

相方がレンガを積んで花壇を作るというのでその工事を手伝ったりしている。ホームセンターなどに行くと積まれたレンガ風のブロックがあり、並べるだけでレンガを積んだような外観の花壇を作ることができるというのでやや人気を博していたりするが、生憎うちの相方はあらゆる場面で凝り性なもので、そういった商品は最初から選択肢から除外されているのである。

レンガを積むにはモルタルが要る。というので、相方の父上から最低限の道具を借りて、庭でモルタルを作る辺りから作業が始まる。モルタルの材料はポルトランドセメントと砂と水、それから大量の人力である。これらを適量混合することでモルタルが出来上がり、それで目地を作りつつレンガを積んでいくのだが、これが幼い頃の泥んこ遊びを彷彿とさせて、思いの外面白い。乾いたら取り返しがつかないほど堅くなるという一点を除けば、本当に泥遊びと変わらない。

このようにして昨日、とりあえず最初の小さな花壇ができた。先ほど土を入れて、ここにはラベンダーの苗を植えた。無事に大きくなってほしいものである。

庭には同様の花壇が、大小様々な形でもう数個設けられる予定であるらしい。最後の花壇が完成する頃には、少々セメントを練ったくらいでは筋肉痛にならない体も出来ているだろうか。

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2011年04月21日

MFC-935CDNが見付からないと思ったらBonjourで探しに行っていた

微妙に嵌ったのでメモ。

神戸に引っ越すタイミングで、プリンタ複合機を買った。ブラザー工業のMyMioである。どうせだからいろいろまとめてやろうと思って、MFC-935CDNを選んだ。これでプリンタとFaxはもちろん、スキャナも無線LAN経由で扱えるようになったので、大変便利になった。

それは良いのだが、ときどきMacからMyMioが見付からないことがあった。そういうときは大抵Macを再起動してやれば接続できるようになっていた。ところが、今日は、この忙しいというのに、スキャナがさっぱり見付からない。付属のユーティリティで見ても「本機が見付かりません」的なエラーが出てきて、取り付くシマもない。

この状況でもプリントアウトはできる。ということは、ネットワークの問題ではない。ここでふと、ひょっとしてプリンタはOSから、スキャナや機器設定は付属ユーティリティからコマンドを飛ばしているのではないかと思い付いた。

プリンタの方はシステム環境設定からIPアドレス直打ちで指定してある。ではユーティリティの方はどうだろう?

MyMioの付属ユーティリティは何だか妙なところに保存されている。アプリケーションフォルダではなく、「/Library/Printers/Brother/Utilities」以下に入っているのである。この中のデバイスセレクタとやらを開くと、ユーティリティがどうやってMyMioを探しに行っているかがわかるのだが、果たしてこれがmDNS(Bonjour)経由になっていた。インストールするときにIPアドレスで設定したはずなんだがな、と思いつつ、IPアドレス直接指定に変えてやると、さっきまでの不調が嘘のように回復。めでたし。

という訳でメモもできたので、作業に戻ることにする。相方のMacも、何となくこういう理由で接続が切れたりしてるような気もするな。

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2011年03月12日

地震

大地震から一日が経った。東北地方が大変なことになっている。亡くなられた方には心からお悔やみを申し上げると共に、被災地域の一日も早い復興を願ってやまない。もっとも、水が引かないことには復興も何もないから、元の通りになるにはしばらく時間がかかるかもしれない。

東京や横浜でも結構揺れたようで、交通機関を中心になかなかの影響があったようだ。父は仕事で、母は所用で外出しており、父は社用車で移動できるから何とかなるだろうが母はどうだろうなと心配していたところ、いかなる魔法を使ったのか母の方が先に自宅へ戻っていた。一方、父は会社の同僚数人と自動車に乗り込み、順番に各自の家を回ったそうだが、結局移動には一晩中かかったそうで、電車もだが道路の方も聞きしに勝ることになっていたようである。

すぐ下の弟は地震発生当時やはり仕事で出ていて、そこからアパートまでマイカーで帰ったそうだが、こちらもすごい渋滞だったそうだ。被災地の方々とは比べるべくもない程度の影響ではあるが、それでもこちらとしては気を揉まされた。何しろ連絡がさっぱり通じなかったからだ。最終的に携帯電話網が復旧の兆しを見せたのは、日付が変わって今日の夜明け前くらいだった。

関西の方にも少なからぬ影響があった。三重や和歌山には大津波が押し寄せてきたし、最初の地震では大阪のビルも結構な横揺れを感じ、よもや震源が遠く離れた東北にあるとは思わなかったそうだ。

ところが、神戸では少しも揺れを感じなかった。揺れどころか、当初は地震の「じ」の字も感知できなかった。ぼくと相方が震災に気付いたのがメディアによる速報だったくらいのもので、まあ港の方には夕刻少々津波が来たようだが、大きな被害はほぼ無いと言って良いと思う。ただ、時を追うごとに、被災地は言うに及ばず日本全国にじわじわと影響が広がって行くのは空恐ろしい感じがした。いつまで経っても余震が収まらず、さらには震源が次第に南下していたのも実に嫌な感じであった。

そんな中、今日は福島の原発がエラいことになっている。原理的にチェルノブイリの事故のようなことにはならないそうだが、最悪の場合にはスリーマイル島の事故程度のことにはなりかねないという。今のところ最悪の事態には向かっていないようだが、今後も油断はできない。心身ともに削って対応に当たっている現場の方々には本当に頭が下がる。頑張ってほしいものである。

この災害で、NHKをはじめいくつかのテレビ局が、ニコニコ動画やUSTREAMで自局の報道のネット配信を行っている。最初期は一般ユーザーの無断配信だったのだが、NHKの担当者が独断でこれを許可し、さらには自前での配信に繋がったとのことで、担当者氏の英断には喝采を送りたい。これが迷走を続けるテレビ業界の転機となればと思う。

また、電話網が混乱する中、Twitterによる情報共有にも目を見張るものがあった。インターネットにはまだまだ未知の力が秘められている。ただ、どうしてもデマ情報も多い。いい加減な情報には踊らされないようにしたいものである。

地震はひとまず収まったが、救助や復興はこれからが本番となる。義援金を贈るなど、微力ながら何か手助けをしていきたい。

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2011年01月10日

謹賀新年

遅くなったが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げる。

先日書いたように神戸に引っ越したのだが、去年以前に頂戴した年賀状を柏原の方に置きっぱなしにしていた関係で、今年はほとんど年賀状を出していない。もらった人に対して返事を書くくらいしか送っていない。年賀状でしか挨拶をしない人もいるのでちょっと気が引けるが、来年以降もほぼ同じような方針になると思う。

とはいうものの、実のところハガキを作ること自体はそれほど嫌いではない。だから年賀状という文化が廃れていくのを寂しいと思う気持ちもある。しかし考えてみれば年始の挨拶にハガキを送るなどというのは言うまでもなく郵便制度創設以降の風習であって、それほど伝統的なものではない。自分が生まれるより前からあるから、何となく伝統文化のような気がしているだけだ。年賀状が普及するより前は年始の挨拶回りをあちこち訪ね歩いてしていたのだろうし、挨拶の形態が時代とともに変遷していくのは仕方がないというか、当然のことなのだろう。年賀状だってその流れから逃れることはできない。

今年の最も大きな話題といえば、やはりテレビのアナログ停波だろうか。地デジがここまで普及していない現状で本当に止めるのかどうか知らないが、テレビというのは無ければ無いでそれほど困るものでもないので(実際、我が家ではほとんど困っていない)、まあどうでもいいというのが正直なところだ。ただ、直前になって「やっぱり停波しません」ということになって、ちょっとした騒動になったら楽しそうだなと、意地の悪い興味があるだけである。実際、止めることで生じる混乱よりも、止めないことで巻き起こる騒動の方が少なからずマシだと思うのだが、どうだろう。

ともあれ、今年は良い一年になってほしいものである。

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2010年12月26日

有馬記念

何だか競馬ネタを書くのも久しぶりである。思えば今年の競馬界は二度の大きな喪失に見舞われたものだった。春には名牝ウオッカが引退して繁殖入りし、夏には芦毛の怪物オグリキャップが急死した。しかしそれらとは関わりなく、また有馬記念がやってくる。

前日発売の段階で、ダントツの1番人気に指示されているのがブエナビスタ。ジャパンカップでは降着の憂き目にあったとはいえ、その実力に疑問符を付けるものはいないということだろう。今年の実績が飛び抜けて良いのはもとより、昨年の同レースでは三歳牝馬にしてドリームジャーニーの二着に入っているのだ。

有馬記念では、過去30年間に渡り、六歳以上の勝ちがほとんどない。79年のグリーングラスの後はダイユウサクの勝利があるだけである。最も勝利数の多いのが四歳で、それに三歳馬、五歳馬の順で続いている。秋のG1シリーズ最終戦ともなると、若さと経験を兼ね備えていなければ勝てないのかもしれない。牝馬であることを差し引いても、このデータすらもブエナビスタの勝利を約束しているかのように見える。

だがしかし。それでは面白くない。有馬記念はやはり、自分が人気投票の筆頭に記した馬を買うべきレースである。ドリームジャーニー単勝。

posted by 白林檎 at 02:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘタ馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする